小規模事業者持続化補助金～大阪市中央区天満橋の税理士通信～

こんにちは。新しい事業年度が始まりましたね。

目標を立てたり、新しいことに挑戦したり、ウキウキする季節です。

さて、第８回小規模事業者持続化補助金の申請受付が開始されています。

この補助金は、小規模事業者が自社の経営を見直し、

自らが持続的な経営に向けた経営計画を作成したうえで行う、

販路開拓や生産性向上の取り組みを支援する制度です。

今回から、創業枠やインボイス枠などの特別枠も新設され、

補助上限額も通常の50万円より、最大200万円まで増えています。

対象となる経費は、主に下記のような経費です。

①機械装置等の費用・・・製造機械の購入等

②広報費・・・・・・・・新サービスを紹介するチラシ作成や配布等

③ウェブサイト関連・・・ウェブサイトやECサイト等を構築、更新、改修するために要する経費

その他にも、展示会の出展料や販路開拓のための旅費など、

幅広い経費が対象となりますので、使える事業者は多そうですね。

ただし、スケジュールについて注意点があります。

流れとして、補助金の申請を行い、審査完了後に採択・交付決定が行われます。

その交付決定日以降に発注、支払いを完了したもののみが補助対象となります。

申請受付の締切日が令和4年6月3日（金）ですので、

今までのスケジュール感から、そこから約2か月後に採択・交付決定があるとすると、

8月以降に発注、支払を行うこととなりますので、すぐに動き出すことができません。

採択よりも先に発注をしてしまうと対象から外れてしまうので、ご注意ください。

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